漫画「捨てられた皇妃」125話感想

125話感想

 

あらすじ:亡くなった先皇が本当は陛下を愛していたと伝えるアリスティア。2人はお互いの両親について話し、アリスティアは陛下がなぜ自分を疎んでいたかの理由を知る

 

 

 

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125話サムネイル

 

相変わらずお似合いで絵になる2人、毎週目が幸せになります

それが楽しみで毎週この漫画を読んでると言っても過言でない

 

今週の個人的ベストショットは皇子を膝枕してあげるアリスティアのカット

 

 

以下感想

 

 

◆お互いの両親について話す2

この流れ、回帰前にアリスティアが皇子とこうなりたいって思い描いてた関係ですね

皮肉というか何というか

 

 

◆蕾のまま咲かないシルバーの花の木

この木、咲かない理由が何かしらあるという訳でなく、「2人の関係の象徴」としての演出なんだろうなーと個人的には思ってます。

 

過去木は焼けてしまい、2人の恋は実らない。アリスティアは処刑される

現在木は焼けず、蕾のままの花は咲かない。2人の繋がりはまだ切れておらず、恋の行方もまだ分からない

 

みたいな

 

何か理由づけするとしたら、ビタ神の悪戯ぐらいしか思いつかないですが

この木が2人の関係を象徴しているとしたら、ちょっと面白いかも。

 

この木を助ける為に動いた現在では、アリスティアの行動の結果、陛下が2人の関係を切らないという選択に繋がりました。

あの時、アリスティアが今動くべきでないと気付きながら行動を起こしたのは、あの木が回帰前の自分の心の支えになっていたからで、

あの時からアリスティアは無意識の内に自ら皇子ルートを選択していたと、言えなくもないのかも。

 

もっと分かりやすく言うと、トラウマを抱えながらも、やっぱりアリスティアは心のどこかでまだ皇子が好きだったんじゃなかろうかと。

16年間を皇子の為に生きてきた人生がそう簡単に覆される訳ないですから。

 

皇子ルートのラストでは多分、この木が花開くんじゃないですかね。

 

 

◆皇子はアリスティアの事をずっと誤解していたと語る

幼少の頃、アリスティアと皇子、ティアママと皇子の義理母が暗殺者に襲われた事があったらしく

ここ何気にサラッと凄い事言ってません

後で小説版を詳しく読みたいです

 

アリスティアは皇子の境遇については初耳なんでしょうか

若い頃の陛下の髪色が確か灰色だったので、皇子のリアル母の髪色が青なんでしょうか?

 

暗殺未遂事件について、義理母も別に悪く無かったとは思うんですけどね。流石皇后というべきか、ちゃんと護衛騎士に護るよう命令しているので、一応の責務は果たしてるとも思いましたが。

義理母も下女に自分の夫を寝取られた形なので、内心相当憤慨してるんでしょうし

 

でも、先の皇后がアリスティアを可愛がっていたのはどういう訳なんでしょう。ちょっと分かんないですね

 

 

◆何故か皇子の寝室で目覚めるアリスティア

皇子は一晩貴族達と過ごしていたので特に何も無かったらしい(そりゃそうだ)

 

いや、しかしアリスティアちゃん

ちょっと油断しすぎじゃないですかね

 

前回、一緒に散歩する程度で終わるだろうと思っていたらまさかの朝帰りか!!(だが一切の既成事実なし)

アリスティアが帰ってきた時のティアパパの顔が見てみたいですね

 

これ、アリスティアが前に皇子の香りが安心するとか何とか言ってたやつ思い出します。

相手との相性がいいか確かめるのに、相手の匂いが落ち着くかどうか、みたいな判断基準って聞いた事ありません?

多分、アリスティアが皇子と一緒にいると安心するんですよ〜、つい気が緩んじゃうんですよ〜、みたいな事を表現してるんですかね。

 

 

そんなこんなでまた次週に続く。

やはりまだ皇子はアリスティアのトラウマに踏み込まない、焦らしますな。

 

 

あと、プリンシアやアレンディスが次いつ出てくるか、活躍するかどうかが気になります。

 

物語の最初の方、先を暗示するような意味深なイラストあったじゃないですか。これなんですけど

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初めてこの絵を見た時は「セーラームーンみたいな話になるんかな〜」てぼんやり思ってたんですが…(特にそうでも無かった)

 

これを見る限り、プリンシアって結構重要なキャラクターなんでしょうか?

 

プリンシア、今はアリスティアの友達的なポジションですけど。アリスティアの将来に直に関わるような重要な活躍はまだないような(建国記念祭のあれは国同士のやり取りだったのでノーカンで)

これから何かあるんでしょうか。

 

それから、音沙汰が全くないアレンディス。

いつかその内、「ずっと君への贖罪を考えていたんだ…僕のレディー」とか何とか言いつつ、アリスティアのピンチに駆けつけ、その優秀な頭脳で問題をズバッと解決!なんて展開を期待してるんですが。

 

貴族派に加担した罰とはいえ、優秀な人材なのは誰もが知る訳で。あのままフェードアウトするのもなんだか可哀想だし。あと何気に、カルセインとの喧嘩友達みたいなやり取りも好きでしたし。

小説版では、まさか家族すら連絡が取れない状況とは思いませんでした。どこかでのたれ死んでました、なんて展開は嫌だなー